コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

2026SS

整い過ぎず、抜きすぎないパンツ

しっかりした装いを選ぶ日もあれば、できるだけ力を抜いて過ごしたい日もあります。



着心地だけを優先するとどこか物足りなく、見た目だけに寄せると気を張ってしまう。
その間にあるちょうど良さを探すことも多いのではないでしょうか。

 

楽に着られて、見た目も整っている。
そういったバランスが揃うのが理想だと思います。

 

そんな感覚にしっくりくるのがSans limiteのゴムパンⅢ

 

まず目に入るのは、サイドの仕様。
縫い代をあえて表に出し、側章のような見た目のデザインが印象的。
製品洗いを施しており、無数のパッカリングが現れ、迫力のある佇まいに仕上がっております。

 

素材には、しなやかで適度にハリのある綿100%のチノ生地を使用しています。
洗いによって柔らかくナチュラルな風合いを得ており、肌馴染みがよく着心地の良い生地です。

 

ウエストは太めの平ゴムとドローコードによるイージー仕様。
ウエストゴムのパンツは確かに楽ちんなのですが、穿いていると少しずつ下がりレングスのバランスや全体のシルエットバランスが崩れてしまうといったことが起こりがち。


しかし、こちらのパンツでは太めの平ゴムがしっかりとウエストの位置を固定してくれるため、鏡の前で整えたバランスをキープしてくれます。



シルエットは太過ぎず、細過ぎずな中太のストレートシルエット。
股下はジャストレングスに設定されているため裾の溜まり方も程よいバランスです。

 

私(169cm77kg)がサイズ0で着用するとこんな感じです。

 

レングスがすっきりと収まり、ヒップやモモ周りに程よくゆとりがあるサイズ感。
チノパンらしい色合いで、合わせる服も選びません。
サイドのパッカリングはこちらのBEIGEカラーの方が陰影がはっきりと現れています。

 

こちらはBLACKのサイズ1




全体にもう少し余白が生まれ、よりリラックスしたサイズ感に。 
BLACKは引き締まって見えますね。
きれい目なスタイリングに寄せても違和感なくまとまりそうな印象です。

 

こちらのカラーでもBEIGEほどではありませんが、サイドの縫い代とパッカリングがハッキリと存在感を放っています。

 

サイズに関してはウエストがゴム仕様なので、あまりシビアに考えすぎなくても良さそうです。
少しサイズを上げて、ゆとりを持たせて穿くのも一つの選び方だと思います。
個人的にはサイズ1くらいで着用するのが今の気分です。

 

気軽に穿けるという入り口がありながら、きちんと整った印象もある。
しかし、ただのベーシックではなく程よいデザイン性も持っているのがこのパンツの魅力。

 

日々の装いの中で、自然と手に取る回数が増えていく。
そんな存在になり得るパンツだと感じています。

 

是非一度足を通してみてください。

 

執筆者 中村鴻大

Read more

見えない部分
2026SS

見えない部分

伝統的な靴づくりを軸にしながら、独創的な発想で靴を作り続けるPETROSOLAUM。その作り込みはビスポークシューズと見紛うほどで、既製品でここまでやっているブランドはそう多くないと思います。 中でもハイエンドラインである「03last」を使用した作品は、靴好きであれば思わず唸るような仕立て。ただ、このブランドの面白さは仕立ての良さだけにとどまりません。   以前ご紹介したH Chukker...

もっと見る
朔参りの朝に

朔参りの朝に

今日はあいにくの雨となりましたが、所々に桜も咲き始め、景色の中にやわらかな色が差し込んでいます。満開とはまだ言えないこの時期の桜も、個人的には好きな景色のひとつです。 そんな朝、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)、金劔宮(きんけんぐう)へお朔参りへ行ってきました。毎月この日に足を運ぶたびに、オープン前後の慌ただしかった時期のことを思い返します。   準備に追われていた日々や、その中で感じ...

もっと見る