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カート

カートが空です

2026SS

ビーサンらしからぬ佇まい

ビーサンといえば、どんなイメージを持たれるでしょうか。


ラフで気軽に履ける、軽さがある、海やプールで履く。


そんな印象を持つ方が多いと思います。
今回ご紹介する作品はビーサンらしい佇まいではあるものの、全く異なるムードを醸し出していました。



・B-Sandals-Pit Horse Crack(BLACK)

 

ベースとなるデザインはまさにビーチサンダル。
一般的なビーサンといえば、ゴムやEVAなどの素材で作られているものが多く、アウトドアシーンの中にあるイメージです。



しかしこちらの作品では、トングやフットベッドにレザーを使用し、手仕事による仕立てを落とし込むことで、ビーサンでありながら重厚さや高級感を感じられる佇まいに仕上がっています。

 

二つに分かれたトングは、足指にかかる負担を分散させ食い込みや靴擦れが起きにくいよう配慮が行き届いた設計。

 

このトングは、一枚の革を折って成形されており、内側には折りの面、外側には縫い目が来る仕様に。
縫い目や革の端が直接肌に触れにくく、履き心地を良くしています。

 

ソールの固定にはPETROSOLAUMの靴ではもはやお馴染みのウッドペイスを打ち込み、トングの固定には釘を打ち込むことでしっかりとした耐久性を持たせています。

 

さらに、ヒール部分に厚みを持たせわずかに高さを作ることで、革靴のような雰囲気が出るとともに、歩きやすさにも繋がる構造になっています。

 

こちらの作品では、以前のBlogでご紹介したConnect Loopと同じPit Horse Crackを使用しております。

 

表面には顔料を重ねたクラック加工が施されており、履き皺や擦れによって少しずつ下地の色が現れてきます。
履き重ねることで革の表情が変化していく過程も魅力の一つです。

 

こうした革使いもアウトドア的な軽さやラフさを抑える要素になり、ビーサンらしからぬ重厚感や高級感、落ち着いた佇まいを演出しています。

 

ビーサンという簡素な履き物であっても一切抜かりのない作り込みからは、革靴とはまた違った狂気が感じられます。
手に取っていただければきっと皆様にも感じていただけるはずです。



是非店頭にてご覧いただければと思います。

 

執筆者 中村鴻大

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