展示会へ
Solitaryが始まってから、3シーズン目の展示会へ行って参りました。
まだ見てきたシーズンは多くはないのですが、それでも今回はこれまでで一番良かった、と素直に思えた時間でした。
各ブランドの空気も、作品の完成度も、どこか一段と熱を帯びていたように感じます。
最初に訪れたのは Sans limite。
今回もシャツが豊作でした。
色、柄、生地、そのどれもが魅力的で、見ているだけで自然と顔が緩みます。

前回は初めての展示会ということもあり、どこかお互いに探り合うような感覚もありましたが、今回は終始和やかな雰囲気。じっくりとお話を伺うことができました。
恥ずかしながら、ブログも目を通していただけているとのことで、それもとても嬉しい出来事でした。
続いては PETROSOLAUM。
新型や新たな革使いが非常に魅力的でした。
デザイナーの荻野さんご自身の体験から着想を得て制作されたモデルは、背景を知ることでより一層惹かれるものに。

以前から展開しているDrawstringに用いられた新しい革も、これまでとはまた違った表情で、今後の経年変化が楽しみになる仕上がりでした。

そして KLASICA。
今回、個人的に最もテンションが上がったのがこちらです。
生地感と色合いがまさに好みで、思わず長居してしまいました。

馴染みのモデルであっても、生地が変わるだけでここまで印象が変わるのかと改めて実感。
ストールやグローブといった小物類も非常に魅力的でした。

最後は YUTA MATSUOKA。
今回も見たことのない生地が並び、圧倒される時間でした。
特に強く惹かれたのは、真っ赤な縮絨生地。

反の段階で縮絨をかけ、さらに縫製後にも縮絨を施すという手間のかかった素材。
歪みが強く、工場では裁断や縫製が難しいため、全てご自身の手で制作されているというエピソードを伺い、その背景を含めて強く心を掴まれました。

どのブランドも惹かれるものばかりで、正直なところ自分自身が欲しいものだらけです。
もうすぐ春を迎えるというのに、気持ちは既に秋冬へ向かっているような感覚です。
来シーズンも、想いの詰まった作品を皆様にお届けできると思うと、今から胸が躍ります。
お忙しい中ご対応くださったデザイナーの皆様には、改めて感謝申し上げます。
時間の関係で聞ききれなかったこともありますが、写真や制作の小話など、店頭で見ながらお話しできればと思います。
是非お立ち寄りください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
執筆者 中村鴻大


