KLASICA - 展示会で強く惹かれた理由
先日の展示会について、もう少し書きたいと思います。
どのブランドも作品を見た瞬間に「イイ!」と直感的に感じたのですが、その中でもひときわ強く印象に残ったのがKLASICAでした。
まず目を惹かれたのが、ストールやシャツに使用されていたウールモスリン(右側)。

古くから着物の裏地などに用いられてきた、シボ感のある、柔らかな手触りの生地。
地染めを施した後、籠染めという伝統的な技法で染め重ねたことによる、独特なムラが印象的でした。
どこか奥行きを感じさせる佇まいで、さりげなく取り入れたくなる作品でした。


写真には写ってないのですが、ストールにはリングが付属しているのも嬉しいポイントでした。
巻き方の幅が広がり、さりげないアクセントとしても活躍してくれそうです。

私が愛用しているSH-039モデルのシャツも、この生地とコットンブロード(1枚目の写真左側)で展開されていました。
生地や色が変わることで、同じ型でもまったく違う印象になる。
それぞれにちゃんと良さがあって、やはりSH-039は良いなと改めて感じました。
もうひとつ印象に残ったのが、ノベルティでいただいた缶バッチにも使われていた生地。

光沢を抑え、シルクの滑らかさよりも粗野な質感を際立たせた風合い。
古布のような落ち着いた佇まいがあり、乾いた表情をしています。
華やかさよりも、素材そのものの表情で魅せる生地。
KLASICAの空気感とよく合っていると感じました。

「あまり特徴を持たせないデザインにした」というパンツも、生地そのものの良さが味わえる仕上がりでした。

実際に穿いたとき、その生地の良さがすっと伝わってきました。
ワイドシルエットで、動きに合わせて揺れ、自然な落ち感が感じられます。
全体を通して感じたのは、どの素材も個性的でありながらも、KLASICAらしさがしっかりと感じられるということ。
だからこそ、強く惹かれたのだと思います。
過度な装飾や色ではないのですが、確実に心を掴まれました。
展示会で感じたあの空気を、店頭でもお伝えできればと思っております。
写真もお見せできますので是非店頭へお越しください
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
執筆者 中村鴻大


