春の気配
Solitaryの周辺は、景色がゆっくりと変わり始めています。
朝晩はまだ空気が締まっていますが、日中の光は柔らかく、風も随分穏やかになってきました。
庭や山へ足を向けると、春の気配がしています。
黄色い花を開くリュウキンカ。


土や枯れ葉を押しのけるようにして顔を出すふきのとう。


お店のステップの脇では、ミチタネツケバナもひっそりと咲き始めていました。


街中ならば通り過ぎてしまうような、どこにでも咲く小さな花です。
しかしここでは、そういうものに自然と目が止まり、周りの景色が少しずつ色を取り戻してきたことに気付きます。
お店周辺の桜の木の芽や、出入り口の正面にある紫陽花も新芽を膨らませていました。


色付くのはまだ先のことですが、静かに準備をしているようです。
そして、夕方になると向かいの山へ陽が落ちてゆくのですが、晴れの日には空に柔らかなグラデーションが広がります。

これからここで、どんな景色に出会えるのか。今からとても楽しみです。
お越しの際にはそちらにも目を向けてみてください。
執筆者 中村鴻大


