薄着になってゆく前に
日中の気温が20度近くにもなる日が増えてきて、少しずつ装いも軽くなってきました。
朝晩にはまだ少し冷えを感じることもありますが、日中は軽装で過ごせる時間も増え、季節が確実に進んでいます。
これから蒸し暑い梅雨や夏へと向かうにつれて、装いもさらに薄く、シンプルになっていく。
全体の印象をどう作るかが少し難しくなってくる時期が近づき、シルエットや生地の存在感がこれまで以上に重要になってくるように感じます。
そんな悩みを少し軽くしてくれるようなパンツが、YUTA MATSUOKAから届きました。
・Special Twisted Yarn Fabric Baggy Pants/スペシャルツイステッドヤーンファブリックバギーパンツ(LIGHT BROWN)

全体にたっぷりとゆとりを持たせ、股下を短く設定したワイドストレートシルエットが特徴。
単体着用しても迫力のあるバランス。


スラブリネン、ノイルシルクを撚り合わせた糸に、逆回転に巻き付けるように綿糸を撚り合わせた糸で織り上げたオリジナルの生地を使用しています。
ふんわりとした膨らみを持ちながらも、ドライタッチでジャリ感のある生地。
見た目にはしっかりとした存在感がありますが、実際に穿いてみると非常に軽く、風が抜けるような心地良さがあります。

光にかざすとうっすらと透け感はあるものの、着用時に気になるほどではなく、軽やかさと安心感のバランスが取れています。

このパンツの印象的なディテールがウエストの外脇から後ろにかけて捻れるように入る切り替えと、裾に仕込まれたドローコード。



ドローコードを締めることで後ろ裾がシャーリングのように吊り上がり、シルエットが大きく変化するYUTA MATSUOKA独自のデザインです。
ストンと落として穿いたときのボリューム、絞りを入れた際に生まれる立体的なフォルム。
それぞれに異なる良さがあります。

表地を裁断した箇所にそのまま裏地を取り付けたポケットも印象的です。
荒々しくも繊細な手仕事を感じられます。


先に入荷していた同素材のジャケットと合わせて着用してみました。

特徴的なシルエットや独特な風合いの生地でありながらもすんなりと馴染みます。
単体での使いやすさも申し分ないのですが、やはりセットアップで揃えた際のバランスは魅力的です。
特徴のあるシルエットに目が惹かれるのですが、生地そのものの面白さもYUTA MATSUOKAの作品の大きな特徴です。
詳細はオンラインストアでもご覧いただけますが、ぜひ店頭で見て触れていただきたく思います。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
執筆者 中村鴻大


